ストレスに強い家を造るための、住宅基礎の種類と施工手順

住宅を建てる際に知っておきたいこと

基礎工事の基本は「地盤調査」にある

家を造る際に大切な基礎工事を行うためには、まず「地盤調査」が必要不可欠となります。
しっかりとした住宅にするためには、この基礎工事の丁寧さが非常に大きな要素となります。
そしてどのような基礎を採用するのかは、その土地の状態に合わせる必要があるため、まずは地盤調査を行うのです。
地耐力を明確にしたうえで、最適なものを選択しなければいけません。

その際には徹底的な調査が求められるのですが、そこまでする必要はあるのかと思われるかもしれません。
ですが、地盤調査は家造りをする際の大きなポイントであり、基礎の基礎ということになります。
特に最近の日本では地震が増えてきているため、そういった「ストレス」に耐えるための強い家造りが求められています。
そしてそのような安定した住宅にと考える時には、地盤調査、そしてその情報を元にした基礎工事が重要となるのです。

地盤が弱い場合にはどうするか

地盤の強度を示す表現として「地耐力」というものがあります。
家造りを考える際の基礎的な知識として把握しておきたいワードです。
その土地の地耐力に応じて、住宅基礎の種類として何を採用するのかが、まず第一の選択となります。
基本的には、地耐力が軟弱な場合は「杭基礎」、地盤が安定している場合は「直接基礎」が選択されます。

さらに、地盤そのものが軟弱な場合は、上記に示したような基礎に加えて「地盤改良」といったことが必要となります。
地盤改良にも、その地盤の状況に合わせていくつかの方法が存在します。
表層改良や柱状改良、鋼管杭というものがあります。
こういったことも念頭に置きながら施工業者との相談を進めていくことができると、安定した強い住宅を手に入れるための大きな一歩へとつながります。


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